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【ゲーム開発】ChatGPTとゲーム開発の未来:AIが担う役割と可能性【ChatGPT】

はじめに

はじめに、この記事では、主にChatGPTという言葉を使用しますが、ChatGPTとは、機械が言葉を理解することができる技術です。

ChatGPTは、文章の生成や会話をすることができるため、広く知られています。この技術は、人工知能を活用したスマートスピーカーなどにも使われています。

この記事では、ChatGPTが得意な分野や利用されている場面、そして、ゲーム開発において果たす役割について説明します。

しかし、ChatGPTには克服できない課題も存在します。そうした課題についても解説し、限界についても考察します。

最後に、ChatGPTがどのように進化していくのか、今後期待できることについて紹介します。

この記事は、自然言語処理やAIを利用したゲーム開発に興味がある人に向けて書いています。

無料で使えるChatGPTは以下リンクより

https://chat.openai.com/auth/login

 

ChatGPTのようなAIがゲーム開発に与える影響

ChatGPTは、ゲーム開発において、様々な面で影響を与えることが考えられます。

まず、ChatGPTはゲームのストーリーやダイアログを自動生成することができます。これにより、ゲーム開発者は、ストーリーやダイアログを手動で書く手間を省くことができ、より効率的にゲーム開発に取り組むことができるので村人の台詞や装備名などから好きな事だけ考えて他はChatGPTに提案してもらって入れ込むだけにできます。

また、ChatGPTのAPIでGPT-4は、誰でも使えるようになりました。これはプレイヤーの行動に応じてゲームの進行を変えることができてこれにより、ゲームのプレイ体験がよりリアルになり、プレイヤーがより深くゲームに没頭することができます。複雑な処理や人海戦術対応が必要だったNPCが多いRPGも少人数開発でも作れる時代が来るかもしれません。

プログラムが出来ない人もある程度の処理はChatGPTに教わりながら補填することも可能です。複雑な事をするには知識が必要ですが、できなくはありません。

他にも似た意味を持つ単語を複数出してもらうなどの提案系には強みがあり「〇〇について10個提案して」といった案を出してもらうにはかなり優秀です。

ChatGPTではありませんが、キャラクターや背景は「Stable Diffusion」といった画像生成系AIを使用する事である程度のクオリティを担保する事が出来ます。

 

sifu.hatenablog.com

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ChatGPTのようなAIのゲーム開発への影響

ChatGPTは言語処理を得意とするようにそれぞれのAIはプロの専門家とは言いませんがかなりの知識を持ったサポートが可能です。そのAIをしっかり使えるようになることで個人でも比較的多くの作業を進める事が出来ます。

この時に要求されるのはディレクターのような必要なAIに的確な指示を出して出力してもらう能力が必要になります。人と違って専門分野以外成長は見込めません。

その為、AIの苦手分野をしっかり理解する事が要求されます。また、曖昧な指示は全く違う返答が帰ってくる事も多いので回数を行う必要があるのも欠点となります。

AIに対する様々な知識を持ったプロフェッショナルのような役割もできるかもしれません。今でも量産系は予算かかってしまうので以外と大変です。※例:村人のアイコンや小物アイコンを外注しているのでその分を1人雇うか外注すれば完成できるのであれば安く済む、テイストは合わせる必要があるのでリテイクもありますが)

 

ChatGPTを使って実際に作られたゲーム

「AI Dungeon」という海外ゲームが実際にChatGPTを使って生成されるテキストアドベンチャーゲームになります。

https://play.aidungeon.io/main/home

※海外のサイトで英語なのはご了承ください。

 

ゲーム業界のAIについて今後の展望

画像のサイズ調整や簡単なスクリプト等の単純作業は近いうちにAIに仕事を奪われるでしょう。指示する役目の人が増えて取捨選択する能力が求められる時代が来るかもしれません。単純作業を物価の安い海外に発注していたものもAIで一次案を出してもらい、プロが手直しして完成とするのも十分考えられます。

優秀なAIですが、その分野での中堅専門家になることが限界で複雑になったりニッチな要求には想定外になることも多くあります。これは日本語で使用していると多々起こる事で、画像生成系は基本英語対応となります。ChatGPTの基本言語が日本語のAIが出来たら話は変わりますが、英語ベースでこれまで進んできて今から日本企業が参入しても利益率が見込めないので可能性は薄いでしょう。

そうなると英語知識も価値が出てきます。ゲーム業界は趣味の延長である人が多いので英語ができない人も多くいるため、英語が出来るというのも強みになってくるでしょう。