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【投資】新しい投資信託が登場!新NISAに変化が来るか【iFreePlus米国配当王】

新NISAが出来るようになるまで残り半年ほどになりました。

5月末に米国の増配年の長い株を集めた配当王が登場しました。

www.daiwa-am.co.jp

 

iFreePlus米国配当王とは

iFreePlus米国配当王は大和アセットマネジメントが新しく作った投資信託になります。

配当銘柄は米国等の50年以上増配をしている40社の企業詰め合わせセットで、購入しておけば米国投資はある程度カバーできる所があります。

そして何よりコストの安さが魅力的!

0.286%が管理費用として合計コストとして0.5%ぐらいになると思います。

長期投資の場合、このコストが安いほど価値があります。

2種類あるので配当狙いの場合は年4回決算型を購入しましょう。

 

メリット

その1:日本円で米国投資

米国配当王で一番のメリットは米国への投資を日本円できて、配当金も日本円になる事でしょう。そして配当金が日本円になるということは直接銀行口座に振り込む設定が可能となります。

 

その2:長期を見据えた増配

配当王と名がつくというのもあり、50年以上増配している企業が集めている。新NISAが始まったら購入候補に入れるのもありでしょう。

初期利回り想定も2.5%が予想されているので、初期配当でもそこまで悪い結果にはなりません。

 

その3:円で分配金が出る

そしてコストが低いということは長期投資に使える事、それは新NISAととても相性がいいです。もちろん米国ETFの方が配当金は高いですが、新NISAを使っても米国の税金かかるし現実で使うにはドルを円に変えてから自分の口座へ入れる必要があります。

この手順が不要で分配金を直接口座に入れてもらう設定をすれば日頃の生活も楽になっていくでしょう。

 

デメリット

その1:開始して間もない

米国配当王は5月末に始まったばかりのETFです。これは情報が全くない事になります。

予想は出ていますが、確定情報ではないので未来は何が起きるかわかりません。

勿論、無期限となっていますが想定外の事が起きてお金が集まらず終了してしまう可能性も高いです。そうなってしまうと新NISAで投資した分が全て戻ってくることになり、やり直す事になります。

 

その2:為替の影響を受ける

為替ヘッジなしなので為替の影響を受けます。そして今は円安の時期です。

円高になればその分安くなってしまう危険性があり、分配金も減額されることになります。今後円高になるという見込みもあるので投資タイミングは注意しておきたいところです。

 

その3:今は大手証券会社で投資が出来ない

現在投資できる所がりそな銀行ぐらいしかない事が一番の厄介な所でしょう。

SBI証券や楽天証券で投資が出来るようになれば新NISAで使いやすくなり、配当も狙えるでしょう。

 

まとめ

投資先としてはコストも低く期待できるでしょう。分配金そのものは2.5%程度と高くはないですが、50年以上増配企業を集めているので10年も持っていれば5%ぐらいまでの増配は見込めるのではないでしょうか。

その時に新NISAの満額1200万円分持っていれば5%として年間60万ほど利益を得る事になります。

特に以前に紹介した「iFreeETF TOPIX(年4回決算型)」と併用すれば年8回の分配金が貰える事になります。

sifu.hatenablog.com

しかも日本企業と米国企業両方に投資出来る事になるのでかなりおすすめです。保険をかけるなら債権にも投資した方がよいですが、そこはポートフォリオを相談しましょう。

米国VYMでもありですが、今回出てきた米国配当王があるのでもしかすると米国ETFは今までと同じように定期積立にして、新NISAは税金が無料になる米国配当王とiFreeETF TOPIXを半々で投資をするのもありではないか?と思っています。