徒然なるままに投資とゲームを書いていく

ゲーム業界の隅っこに住むおっさんの日常

何かを作る時に軸を決めてから物事を進めないとタスクだけが増えていく

先日Twitterでゲームを作るのに序盤は何をしたらいいのだろう、とツイートが流れてきた。

作り手ならよく陥る問題で、タスクは無限に増やすことができるという問題。

何故か、というのをTwitterで書ける文字数でできるだけ書いた結果……誤字があった!

という事で誤字は

「ちゃんと考えを捨てれば軸【を】さらに面白くするのに必要な要素だけ入れますね。」

と、ボケは置いといて……。

本題を書いていきましょう。

 

開発に備えて

実際の開発現場でも多くのタスクがあります。

何故タスクが増えてしまうのか、それは企業がリリースする為には最低限の品質というのがある為です。

最近のゲームで当然と言われる物は大体入れる必要があります。

ギルドやチャットなどの個々が交流する物は必須レベルですね。

ただこういった物を開発するのが目的になってしまうとクソゲーと呼ばれる物ができます。

何故なら遊んでほしいのはそこではないからです。

楽しいを突き詰めた物を1つ用意して、その周りを飾るのが面白いと呼ばれる事が多い。

理由はいくつかありますが、大きい要素としてやる事が多くなると人は何をしたらいいのか?とすぐ迷ってしまいます。

これはゲーム開発以外でも何かを作る際に「何をさせたいのか」がしっかり決めておかないといけない。

決まったらさせたい事を軸にして「必要な要素」を書き出して、その「優先度」を決めましょう。

この2つをするだけで軸とその周辺で必要な物は見えてきます。

作っている時に不足分はたくさん出てきますが、そこは都度取捨選択です。

 

実際にゲームを作り始めたら

まずは体裁で構いません。

体裁を整えたら遊んでみましょう。

この時、デジタルゲームを作るからといってデジタルである必要はありません。

楽しさを体験できればどんなものでも構いません。

※もちろん近いほど良いですが。

この一度やってみる、という行為をした後に用意していた「必要な要素」と「優先度」に間違いはないかを再度確認しましょう。

変更があればメモでいいので書き込みましょう。

※変更をしてもいいですが、両方残しておいた方がいいです。

そして一晩寝ましょう。

起きてすっきりした頭になったら前日に書いた「必要な要素」と「優先度」そしてメモを見ましょう。

取捨選択の判断が比較的やりやすくなっているはずです。

これは慣れや思い込みをリセットする意味もあります。

そうして序盤の準備が終わるので実際に作っていきましょう。

この手順は作る物が遊びでなくても正解がない物であればかなり効果があるはずです。

色々な人が作りやすい環境は日進月歩で進んでいるのでゲームを作った事ない人も是非やってみてください。