24年8月の月初から世界的な株価大幅下落、日本株は急回復して比較的安定しました。
大体半年から2年、長いと数十年かかりますので油断しないようにしましょう。
8月の日経平均
今回の急落は1ヵ月ほどで回復したので気付いたら回復していたと思う人も多くいると思います。
今回は前々から暴落が来ると言われ続けて1カ所に集まった爆弾が一時的に爆発したような物で、すぐに回復したのも対応が速かった事も起因していると思います。
投資や新NISAについて、多くの話題が増えたので最近株式投資を始めた方も多数いるので下落はこういった物だと勘違いしてしまう人が多いかもしれません。
実際は単純な下落による反動で半分回復、その後地道な回復で約1ヵ月で株価が戻ってきた流れになります。
過去のリーマンショックやコロナショックは下落期間が長いので注意しましょう。
コロナショック(2020年2月~
知っている人も多いコロナによる世界的な株価下落は2020年2月後半に広がり、拡大とともに急落となりました。
23000円台から16000円台まで下落しており、その後少し回復しています。
この回復が反動で下落しきったと判断した投資家たちが仕込みを行っています。
そして少しずつ回復し、大体同年の9月か10月頃に株価が戻ってきています。
それが約半年なので対応が早くできたとは言え、その後にインフレが起こったりしているので世界的な下落は必ず起こる事だと思った方がよいです。
リーマンショック(2008年9月~
次に有名なのはリーマンショックでしょう。
元々1990年に日本株はバブルがはじけて下落している中、リーマンショックが発生しました。
下落した中でも大幅下落が発生し、日経平均は一時7000円以下(08年10月28日に6994円)になる事もありました。
そしてこの下落から戻ってくるまでに13年までかかり、約5年の期間がかかっています。
そしてバブルがはじける前の日本株は40000円手前なので、今やっとバブルがはじける前に帰ってきたという事になります。
言い換えれば35年かけてバブル崩壊から抜けたともいえます。
まとめ
コロナショックやリーマンショックといった急落は数年に1度起きています。
それは回数を追うごとに下落期間が短くなってはいますが、今後も同様に短いという事はありません。
バブル崩壊後のように35年かかって回復する事もあります。
今後はどうなるかわかりませんが、再び下落が来る事も視野にいれてしっかり資産形成をしていきましょう。