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【投資】24年7月の急激な円高!何故円高になったのか?

今月に入ってなぜ円高になったのか?

先月まで少しずつ円安に進んでいました。

ところが、7月10日に大幅な円安に動き2週ほどで7円ほど円安に動いています。

実際にどのような原因があったのでしょうか。

 

 

景気鈍化を示す指標の増加

「景気後退局面」と呼ばれるこの下り坂は、経済活動が鈍化する期間を指します。企業は新規投資を控え、人々の消費意欲も減退します。その結果、工場の操業停止や従業員の解雇といった事態が発生し、失業率は上昇の一途をたどります。


具体的な経済指標としては、米国の景気鈍化を示すデータが増えました。例えば、米国のインフレ率(CPI総合指数・コア指数の前年比上昇率)は3%まで低下し、特に総合指数は前月比マイナス0.1%と減少に転じました。これはインフレ収束が鮮明になってきたことを示しています。


また、米雇用統計では非農業部門の雇用者増加数が徐々に減少し、完全失業率も上昇しています。


これらの経済指標の悪化が、円高の要因となりました。

 

日銀の利上げの可能性

日銀が年内に利上げを実施する可能性があるとの見方が広がり、円高に影響を与えました。

利上げは通常、その国の通貨を魅力的にする要因となります。したがって、市場参加者は円を買うことで利上げに備えたのです。

 

要因

日銀の金融政策決定会合に向けて、政府サイドからの利上げ促進発言が注目されていました。市場は敏感に反応し、多くの投資家が円売りポジションを解消する動きを見せていました。
現在の相場は単なるドル安ではなく、円高相場であると言えます。ドル円は下落している一方で、他の通貨との交換レートはドル高傾向でした。

 

日銀会合の焦点

利上げを実施するかどうかが最大の注目点でした。利上げ実施の場合、円高が進行し、来年は150円割れの可能性があった一方、利上げ見送りの場合は円安方向へ多少戻るものの、早期利上げを示唆する発言により戻りは限定的と予想されていました。

 

まとめ

簡潔にまとめると、2024年7月の円高は政治家の発言や相場動向、日銀会合の焦点などが影響していたと言えます。