日本株の高配当は米国株ばかりしている人には気が付かない大きなメリットがある。
それは設定すれば直接自分の銀行口座に振り込みがくる事!
これが米国高配当の場合はそうではない。
一度証券口座にドル建てで入るようになっている。
勿論、米国高配当の配当金も手続きをすれば銀行口座に移動するのも簡単。
日本株のメリット
日本株は口座に直接入ることを大前提として今回はiFreeETF TOPIX(年4回決算型)から配当金が出たのでちょっと考えてみた。
現在手持ちのiFreeETF TOPIX(年4回決算型)は3株、配当金は57円(内10円は税金で引かれ口座入金額は47円)となった。
今値上がりしているのでちょっと高いが、値下がり要因が起きた場合高頻度で1900円以下になる。
年4回配当があるので実際19円×3回程度と考えれば55円前後だろうか(4回中2回は半分ぐらいしか配当出ないため)
1900円で買えて配当が毎年55円とすると大体年利回り2.8%ぐらいか。
米国の高配当であるSPYDやVYMは3.5%ぐらい、ただし米国の税金+10%がかかる。
為替の影響もあると考えればそこまで悪い手だろうか。
勿論買い時は注意する必要あるけど1900円以下の時に購入すれば比較的安定してプラスになるのではないだろうか。
勿論、必ずしも有利に働くわけではない。
コロナショックのような下落やリーマンショックのような大幅下落が起きた場合は1000円以下になることもある。
ただ、これはあくまでデフレしかしなかったから起きた事でもある。
今後インフレが始まれば少しずつTOPIXも上昇する可能性が高く、それに対して配当も増えていく。
配当が2.8%前後なのでもし900円とかのころに買えば今4%オーバーの配当が出ているという事。
TOPIXとS&P500の比較
5年の場合は当然ボロボロに負けている。
それほどS&P500は強い指標。
ただし、日本株特有の粘り強さは直近1年に出ていた。
世界的な不況の中、ほぼマイナスになっていないという。
これはかなり安定していることでもある。
勿論日経平均株価も捨てがたい所ではある。
ただ、それでも減少は結構大きい。
安定性でいうならTOPIXが一人勝ちではないだろうか。
少しずつではあるが、投資先としてはなしではないと思う。
ただ、全力にしてもメリットは少ないのでちょっとしたスパイスで安いときに買うのがいいのかもしれない。
一般的に米国株が押される理由
日本株を押しているが、勿論米国株がダメなわけではない。
むしろ私自身もほとんどが米国株投資になっている。
米国は将来性もあり、まだまだ世界経済の中心という事。
逆に日本株の懸念点は成長性が怪しまれていること。
子供があまり増えないことが一番の問題。
その結果、経済の成長に必要な人材の不足が目立ち始めた。
人口ピラミッドの形が悪く将来性のなさが日本のデメリットである。
海外から労働者を、というのは短期的で下策だと思う。
早く人口ピラミッドを正常な形にすることが最優先事項だろう。
数十年かかる計画なので少しずつしか変わる事はない。
同時に将来性の危険性がはっきりするのもまだ数年はかかると思う。
危険性がはっきりしたときに購入している物を売却して現金に換えるというのも悪くないのではないだろうか。
※投資は自己責任でお願いします。