政府・日銀が本日円買いを発表したようだ。
政府・日銀が為替介入したニュース記事が日経に掲載
介入によって実際に5円ほどの値動き
そして発表直後に大きな変化が見える。
145.78円だったものが……
1時間も経たないうちに140.80円になると急激な変化が見えた。
そして現在は142.15円となっている。
これは一定額以上になると調整し140円はキープしたい政府と日銀の意思が見える。
日銀はドルをかなり持っているので容易ではないと思うけど140円維持は可能なはず。
何故今回踏み切ったかは米国のインフレ抑制を継続する宣言に反応してさらにドルの価値が上昇したことが原因である可能性が高い。
日本政府としても140円を超えると国内がダメージに耐えられないと踏んだのだろう。
ただ米国株式に投資している人は注意する必要がある。
今までは米国株が値下がりしてもドルの価値が上昇した事で減っているように見えなかった資産が、ドルの上昇がなくなるので直撃することになる。
今後その影響で下落したとしても強い心を持つことが重要になると思う。
今ドル持ってる人ができそうな行動
今できそうな事は2つ
配当で持っているドルを使用する事
これは日本政府が関与しないならもっと上がる可能性はあったけど、ここからはそこまで上昇するのはあまりないと思う。
ならば140円台でドルを円に換えるかドルで株を買っておくなどしておくのがいいと思う。
強い心をもって待つ事
正直こっちの方がお勧め。
しばらくは円高(というよりドル安)へシフトする可能性が高くなる。
それは1年か2年かはたまた5年、もしかしたら10年かかるかもしれない。
そうなると円にとって米国株式は沈む事になる。
それを資産が減ったと思わないようにすること、これが重要。
急いで売却してしまうと損切りになり、米国株が復活するときには何も残っていない事になる。
減った株価は数年かけてほぼ戻ってくるのはこれまでの歴史が証明している。
歴史は確実ではないけれど、米国株式が崩壊する事は資本主義が崩壊となる可能性も高い。
それよりは今はじっと耐えて待つ事を覚えて地道に積み立て投資をしていくのがお勧め。
まとめ
実際に政府介入するとは思わなかったけど、介入したら5円も変動するとは予想してなかった。
これからも調整の為に政府介入がある可能性も高いのでそこまで円安について心配する必要はなくなったかもしれない。
今後政府の動きも気にはなるけど、今は静かに待つ事が一番重要だと思う。
今回政府は介入しないだろうと思っていたから驚いて記事を書いたけど、一度介入したならこれからも一定の条件で手を出してくる可能性は高い。
ただこれからの状況はさらに複雑になるから余りドル円や株価の状況は見ない方がストレスにならなくて済むのかもしれない。