バクマン。
原作・大場つぐみ、作画・小畑健による日本の漫画作品。週間少年ジャンプに2008年37・38合併号から2012年21・22合併号まで連載された名作。
W主人公で「高い画力を持った真城最高」と「文才と発想に長けた秀才である高木秋人」の二人がジャック(ジャンプ)で一番の漫画家になる事を目標にする作品。
ABEMAで現在1話~13話まで無料で見れる!
ABEMAの過去のパターンからして毎週見れる量が増えていく形だと思う。
なので来週は14話~25話まで見れるのだと思う。
もし見逃しても最終話まで行くと一定期間経過後にまた1話から無料で見れるようになるはず。
「バクマン。」は物語を作る上で凄く丁寧に作ってる作品で非情に面白い。
デスノートコンビが作るだけあって、ストーリー展開や画力両方凄い。
漫画には実際に二人が描いたネームが各話の間にあったりするから原作を見てみるのも結構オススメ!
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実際に出版社の裏側なんかも結構書かれているので漫画家を目指す人には良い勉強になるのではないだろうか。
過去作品も名作
個人的に原作者の「大場つぐみ先生」となる前の「ガモウひろし先生」が描いた「とってもラッキーマン」が凄く好きだった。
ギャグメインで運だけで生き抜くヒーローなんだけど、とんでも設定なのに納得するしない関係なく笑える事が非常に好き。
デスノートやバクマン。を見る限り元々納得させる力を持つストーリー物を得意としていたのだと思う。
ただ、画力が追いついてないだけで……。
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ラッキーマンはバクマン。にも登場?
ラッキーマンは超ヒーロー伝説としてバクマン。の中にも登場している。
作者の名前も川口たろうとなっていて、ストーリー開始時には今は亡き人となっている。
これは原作者の「大場つぐみ先生」が「ガモウひろし先生」として生きていく事をあきらめる事を考えた結果、自分の物語の中で死を描いたのではないだろうか。
そしてそこから生まれたストーリーという形だけを取り出して「大場つぐみ先生」として生を与えたのでは?と思っている。
そしてW主人公の背中を押すのは常に亡き自身の面影「川口たろう」だ。
そう考えたらバクマン。はさらに凄い作品に見えてくるはず。
作中で「川口たろう」はあくまでも「背中を押す」だけ、ただそれは甥だけでなく「漫画を描いている全ての人」の背中を押しているのではないか?と思えるような描写が多数ある。
主人公の片方「真城最高」がくじけそうな時にほぼ必ず生前の「川口たろう」が背中を押す事になっている。
そういう背中を押す際に出てくるのが端的でわかりやすい言葉な事だ。
連載するまでは「うぬぼれ」「努力」「運」
連載を勝ち獲ってからは...
「体力」「精神力」最後は「根性」
結局根性論かよっ!ってなる気もするけど、間違っていない。
結局クリエイターが作る物はどんなものであれ……
これは面白いと「うぬぼれ」て物を作り、
イメージに近い物にする為の「努力」を続ける。
物を出したら受けるかどうかは「運」なのだ。
漫画家を目指す漫画はたくさんあるけど、出版社の裏側やくじけそうなポイントもしっかり描かれているので漫画家を目指す以外でもクリエイターには何かしらの刺激にはなる作品だと思う。
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