以前の記事で新NISAの成長投資枠は大体VYMかDGRWで良いと書きました。
では積立投資枠は何がいいのか。
これは1つしかないと思っています。
それはオルカンと呼ばれる投資信託「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式」です。
全米株式の方が成長性が良いのでは?という人もいます。
勿論、それもいい投資信託です。
実際に私も今の積立NISAの投資先は全米株式メインでサブでオルカンを設定しています。
ただ、去年から続くの米国株値下げでこの通りかなりの下落する形になりました。
これを見ると成長する可能性は高いですが、安定性ではオルカンに勝てないのかも?と思っています。
そこでeMAXISシリーズのS&P500とオルカンの比較チャートになります。
これを見る限りほとんど差はありませんが、単純に2019年からしかなく米国株式が好調な期間しかないためです。
例え好調であったとしても物凄い差があるというわけではなさそうです。
なので個人的には総合的にオルカンが良いのではないか?と考えます。
なぜか?というとYouTubeで投資動画を結構見るのですが、その中で10年以上同じ国が好調だった事がないというのはよく言われています。
という事は1国に依存すると引き出すタイミングが難しくなるのではないでしょうか。
これは生活している時に突発的なお金が必要な時に今のような米国下落相場だと引き出すと大損しやすくなります。
実際過去の相場では下落し始めると1年~5年ぐらい長く続くので成長投資枠の分配金も米国依存の場合、収入が激減する可能性があります。
その時に全米株式だと引き出すタイミングは下落時の可能性が高いので損失が大きくなってしまうのではないでしょうか。
なのでいつ引き出しても安定しやすいオルカンに積立投資をしておき、普段は成長投資枠の分配金でお金が足りなくなりそうなら初めて積立NISAの枠から必要な分だけ引き出すのが良いのではないでしょうか。
FIRE時の生活イメージ
成長投資枠:成長投資枠の分配金&他分配金で生活していけるようにする。
積立投資枠:分配金下がったりして足りない時に引き出して使用する。
これでお金に関しては苦労はあまりしなくなるはずです。
勿論、前提で仕事せずFIREするなら……となりますが。
SIDE FIREでも同様で足りない時に米国のみにしている場合、今のような下落時は引き出したくないはずです。
これまでの事から24年から始まる新NISAはかなり有効利用すればお金に困る事はほとんどなくなるはず、です。
※投資は自己責任となるので気を付けて投資をしていきましょう。