円安が進み半年で1円安くなっている。
今回の円安の状況
ロシアの影響が大きく出始めた3月5日からの下落が今回の円安のスタートではないだろうか。
そして一時期80円まで下がっていた。
それを危険視したのだろうか、日銀がうごいた。
ところが蓋を開けてみると金融緩和とのこと。
更に円安に進むのでは?と思っていたけど初動を見る限りそうでもなかった。
為替相場は情報が出てから円安が少しマシになった。
本番は明日以降だとは思うけど、今後の展開は少し読めない。
過去の状況から今後の円安を考えよう
1998年アジア通貨危機
最大にして最初の大きな円安を調べてみると1998年に大幅安が発生している。
そしてその情報を調べてみた。
その時はアジア通貨危機が発生していたようだ。
1997年から始まり1998年頃にマイナスに入った。
実際0.0071まで減少していたのでこれが最安ではないだろうか。
ただ、これはアジア通貨危機レベルの出来事なのでここまで悪くならないのではないだろうか。
2015年円高からの反動
他にも2015年も大幅安があった。
この円安は直前に円高があった影響だと思われる。
日銀としては安定させる方が重要なのでとくに手を出してなかった。
記事では最後の円安の年、と書かれているのに再び円安が起きた。
それが今回の円安だ。
この時は今の円安と同じ0.008まで下がっていた。
0.0079まで下がるとかなり危険なのではないだろうか。
過去を調べてみて
大体0.008で止まっていてそこから戻っているので今回もその辺りで落ち着くのでは?と思っている。
今回の円安は想定外が多数あった事が原因ではないだろうか。
特に北国への経済制裁の影響が一番大きく、次にアメリカのインフレからの影響だろうか。
日銀が動いたら何かしら相場に影響が出る事はあるようなので、今回も日銀の動きを注意しておけば大丈夫なのではないだろうか?
まとめ
日銀としては恐らく¥1は$0.009前後を目標としているのではないだろうか。
そして今回は初動として「連続指値オペ」を実行したのだと思う。
他にも色々手を出して調整するとは思うけど、こればかりは各国の動きが読めない所が多いので問題多数な状態だ。
結論としては過去を考慮すると今の為替相場が安い所だと思う。
こればかりは先手をうつのは難しいので後手後手になるかもしれないけど、無事戻ってくれる事を祈りたい。
勿論、戻る直前に預り金になっている米ドルを円に換えておきたい。
投資をしている人は日銀の動きを確認しておくのがいいのかもしれない。
ニュースは見逃さないようにしよう。
================